マインドフルネス 知識を実践へ
- Yogini Summer
- Jan 21, 2020
- 4 min read
Updated: Jan 28, 2020
2020年1月に開催されたマインドフルネスワークショップ@YLWに行ってきました。
徐々に私の活動の全ての歯車があい、大きな風車を回しているような感覚になりました。
マインドフルネスってなんぞやの基本を理解しやすく説明していただいて頭に浸透。
頭でわかっていてもその実践が難しいマインドフルネス。ワークショップの気づきと実践方法を共有させてください。
この情報が少しでもご多忙な皆様の日常のお役に立ちますように。

マインドフルネス=「念」ということ
日本語でマインドフルネスの説明を受けるのは私は初めてで、英語ではPresent Momentという言葉がよく出てくるのですが、漢字一文字で「今の心」で「念」ですよ。という先生のお言葉とってもわかりやすかったです。
ぼーっとしている時間に実は脳はフル活動しているということ
「最近いっそがしいわあ。ぼーっとしたいわ!何もしたくない」
と思ってぼーっとしているのに脳みそは何かしている時よりも実は働いちゃってるそうです。こうやって無意識に脳が活動していることをデフォルトモードネットワークが活発化していると表現。脳みその活動の75%はぼーっとしている時。意識的に何かをしている時は逆に脳みそが活動が制限されるって意外でした。
座禅、精神統一、ヨガ瞑想の時がまさにこのデフォルトモードネットワークが活性化しているということ。
身体の感覚を知ることで感情を理解するということ
怒りが身体を硬くし、笑いがお腹を緩め。。。
感情→身体というのは誰しもが経験していること。
ところが、身体の感覚を知ることで身体→感情というのは頭では理解しているもののなかなか信じがたいことでした。そう、スーパーマンのポーズをとると自信が湧いてくるという研究があるという有名な話も実感しがたい事実でした。ただ、身体の感覚を知ることで感情が理解でき、それが思考に行かされるのではないかということ。
「ああこれか!」と私の中で繋がった瞬間でした。
実践することは忍耐と訓練が必要ということ
実は2019年から小田木友依さんの主催するParent Academy Tokyoが推奨するGolden Diaryというものを毎日続けておりました。その中で「身体の変化」をメモにとる作業があり、自分の中でしっくり来ていなかったのです。
ただこの話をきいて自分の中で繋がり、日々のDiaryも着実にパワーアップしていっています。
マインドフルネスや心理の知識は学校でもネットでも本でもワークショップでもカウンセリングでも得ることができます。ただこれを自分の生活にどのように組み込んでいくのかというのは少しハードルが高くなり宝の持ち腐れになってしまいます。
私のマインドフルネスの実践はヨガを習うことや教えることだけではなく、
自分の「今」を客観的に記録することができるGolden Diary(GD)にも波及していたのです。
ルーティーン化が鍵
GDこれは慣れてしまえば一日三分ですむ実践。小田木さんには慣れるまでのサポートもしっかりしてもらいました。それプラス私なりに工夫して日常に導入してみました。
そしてヨガ同様、意外と常習的な要素もありでモヤモヤしてることがあるとGDをするとスッキリ!しています。
どうしたら子供が率先してやりたくなるか?
子供にマインドフルネスの実践を親として導いていくことは容易ではありません。私は強制しても意味がないと思い悩んでペアレンツアカデミーグループのメンバーの方にもお知恵を貸してもらいながら2つの戦略を立てて実行しました。
私がやっている姿を見せる
子供がやったと仮定してそのフィードバックを毎日する
すると不思議なことに一週間経った今...
11歳女子、反抗期真っ只中の辟易するような態度に微妙な変化が現れたのです。
(気になりますよねぇ。この微妙な変化! また別枠でご報告しますが「好転」していることだけは間違い無いです。)
知識はネット社会の中手軽に色んなものを手に入れることができます。
ただの知識を実践に移すことこそが大きな壁。
小田木さんが私の実践を助けてくれたように私も皆様のマインドフルネス実践を手助けできるような人間になるよう日々努力したいと思います!
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