見えない先行きに不安になった時の打開策
- Yogini Summer
- Apr 16, 2020
- 3 min read
一寸先は闇。
そう、そんな言葉が頭の中をよぎる毎日です。

一か月前ほどの地域のFacebookページで、
「学校は休校にすべくです!危ない」
と言ったお母さんがいました。
評価されて賛同されたでしょうか?
なんと
「パニックを誘導するようなネガティヴな発言しないで!
そんなに心配なら自分の子供だけ家に囲えばいいでしょう?」
と言う意見が爆発的に増えてそのポストは炎上していました。
残念ながら私はそれに対して何が正しいのかわからなかったので擁護することもできず、成り行きを見るしかありませんでした。
今1ヶ月経って、学校を再開するべきだ!
子供達同士は遊ばせないとダメだ!と
このポストを袋叩きにした人たちと同じことを言ったらきっと世の中から冷ややかな目で見られるでしょう。
そう事象は同じなのに
視点とタイミングが変わるだけで
全く違う対応になるのです。
今というこの瞬間に自分の視点はあっているかどうかもわかりません。
でもすこし将来をみすぎても過去を振り返りすぎてもいけないのです。
しなやかな対応、今一人一人にできることが結果を変える。
先を考えると不安になるのは当たり前、そんなことは誰も予測できないから。
でも、私たちには未来を変える力がある。
いましたこの瞬間に目を向けて常に
今のありのままを感謝しながら生きる。
そしてしなやかに今の状態に合わせて生きる。
アジャイルという言葉を プロジェクトマネジメントの世界では使います。
期間の長いプロジェクトになると当初決めたことが一定の期間を過ぎると外的要因、内的要因両方の側面から、理屈が通らなかったり予算がオーバーしたりすることがあります。そこで当初の仕様を調整していく方法があります。(対語はウォーターフォール)
そのしなやかな対応を経てより良い成果物が出来上がります。
また昔のプロセスマネジメントの言葉では
ジャストインタイムという言葉も聞いたことがあると思います。
トヨタ方式で出来上がったものから次の工程に進ませていく方が、
全てある材料を前の工程で完成させてから次の工程に進ませるよりも
より効率的、短期間で最終形の完成をさせることができるのです。
今あるこの現状について、自分が何ができるのか、
そしてそれを考えあぐねることなく
どんなに小さくてもいい、
「やり始める」ことが重要。
こんな状況でも、今自分にできること。
感染させない、感染しない、最大限の努力を。
見えない敵は私にも潜んでいるかもしれない。
見えない敵は人を介してしか生き残れない。
心身ともに健康でいること。
運動をすること。
一日一回笑うだけでもいい。
誰かのために何かをすること。
一日一回誰かに電話をするでもいい。
一日一回誰かにありがとうを伝えるだけでもいい。
何も特別なことでなくていい。
できないことに目を向けるのではなく
できたこと、できることに目を向けて行動してみる。
刻一刻と変わる状況に惑わされるのではなく、
しなやかに一日一日を過ごすことで、
いつか状況が好転することを信じよう。
そして、数多くの難局、911、311、過去に遡れば多くの戦争、迫害は闇からの脱却を果たしている。

濃い霧で覆われている向こう側も、その中に入ってみると一歩先はかろうじて見えている
霧の中を一歩一歩歩くが如く、着実に進んでいくといつの間にか霧は晴れ、
壮大な景色が開けている。
これはコロナの隔離だけではなく、どんな困難にも適応できるマインドフルネスの行動なのではないかと考えています。
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